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【2026年下半期のトレンド予測】約20万件のプレスリリース分析による急上昇キーワード

【2026年下半期のトレンド予測】約20万件のプレスリリース分析による急上昇キーワード
この記事でわかること
2026年上半期の約20万件のプレスリリース分析から見えてきた、急上昇キーワードと2026年下半期のトレンドを解説します。「AI」「フィジカルAI」「人材育成」「地域活性化」「酷暑」など、社会の関心が高まるテーマを紹介するとともに、トレンドキーワードを広報PR施策やプレスリリースに活かすポイントも解説。社会の動きを捉えた情報発信を行いたい広報PR担当者の参考としても活用できます。

流行の移り変わりが早い今の時代、広報PR担当者にとって、トレンドをキャッチして施策に反映することはますます重要になっています。

プレスリリース配信サービス「PR TIMES」では、2026年1月1日〜5月31日に企業から発表されたプレスリリース総計19万9535件を対象に、使用されたキーワードの分析を実施。2026年上半期に急上昇したキーワードや注目されたキーワードをもとに、上半期のトレンドを振り返り、2026年下半期のトレンド予測を行いました。

本記事では、この発表をもとにキーワードを広報PR施策に活用する方法をあわせて解説していますので、参考にしてみてください。

参考:フィジカルAIは46倍超、2026年トレンドワードランキング -約20万件の企業発表を分析(2026年6月25日 11時30分発表)

「PR TIMES」のキーワード設定とは?
「PR TIMES」のキーワード設定とは、配信したプレスリリースをより多くの人に見つけてもらうための機能の一つです。プレスリリース1件あたり最大10個の関連キーワードを登録でき、「PR TIMES」で検索する際にタイトルや本文に含まれる単語だけでなく、設定したキーワードでもヒットします。また、検索時だけでなく「PR TIMES」トップページの「いま注目のキーワード」に表示されることで、一層アクセスされる可能性も広がります。

キーワード設定の方法については、以下をご覧ください。

プレスリリース急上昇キーワード「AI」がついに総合1位へ

2026年1月〜5月の5ヵ月間に登録されたキーワード総数は、なんと30万9141種。この中で、「AI」が総合キーワードランキングでついに1位を獲得しています。月別で見ても1〜5月の全月で「AI」が首位に並ぶ結果となりました。

PR TIMESキーワードランキング2026上半期 総合ランキング

急上昇ランキング(件数)でも「AI」が1位。そのほかも、AIに関するキーワードが多数ランクインしています。

1位:AI(前年同期比1.64倍/1万1920件)

2位:AIエージェント(同2.77倍/2413件)

3位:AI活用(同2.73倍/1068件)



9位:フィジカルAI(同46.38倍/371件)

10位:AX(同10.89倍)

数字だけ見れば伸び率は落ち着いてきた印象もありますが、これはAIを題材にした発信が”特別なこと”から”当たり前のこと”へと移行しつつある証左です。「AI活用」というキーワードが大きく伸びていることも、AIを使うこと自体がすでに企業活動の標準になりつつあることを示しています。

2026年下半期の注目キーワードを3つピックアップ

ここからは、2026年下半期に向けて広報PR担当者が押さえておきたい注目キーワードを3つピックアップ。それぞれ取り上げた背景と、自社の発信にどう活かすかのポイントもあわせて解説します。

PR TIMES2026上半期発表企業キーワード急上昇ランキング

1.「フィジカルAI」次のAI競争は現実世界へ

AIの急上昇キーワードの中でも、やはり着目したいのが「フィジカルAI」(前年同期比46.38倍)です。生成AIによるテキストや画像の生成が広まった次のフェーズとして、ロボットや自動運転、製造ラインの自動化など、現実の物理空間でAIが直接働く領域。AIに関連するキーワードの中でも際立った伸びを見せているひとつです。

フィジカルAIへの期待は大幅に拡大しており、官民合わせて総額10兆円を超える投資の方針が話題となっています。また、フィジカルAIに関連する事業の株価の高騰や、サービス業向けの配膳ロボットを提供する会社が新規株式公開(IPO)を目指すことが発表されるなど、国内外問わず注目が集まっているのが事実です。ビジネス誌や新聞でも取り上げられる機会が増え、社会的な認知度も急速に高まっています。

フィジカルAI

2.「人材育成・健康経営・人的資本経営」人への投資が企業発信の軸に

急上昇ランキングでは4位に「人材育成」がランクインしたほか、7位「健康経営」、12位「ウェルネス」、13位「人的資本経営」、16位「福利厚生」と、人と組織に関わるキーワードが複数上位に並びました。

人材への投資を対外的に発信する動きが加速しています。研修プログラムの導入、社員の資格取得支援、健康診断の充実など、こうした社内施策を外部へ発信することは、企業のイメージにも直結します。また、採用候補者へのアプローチだけでなく、投資家や取引先への信頼醸成という点でも重要です。

実際にPR TIMES MAGAZINE編集部では、メディア関係者の方から「社内の取り組みや組織のことなどもっと情報があると取材しやすい」という声をもらったこともあります。社内では意外性を感じづらいからこそ、広報PR担当者が社会との接点を見出し、発信する価値があるトピックです。

3.「地域活性化・官民/産学連携」外部と組む発信が広がる

急上昇ランキングでは8位に「地域活性化」、18位に「官民連携」、19位に「産学連携」がランクインし、外部と連携して価値を生むテーマの発信が広がっています

地域活性化や官民連携は重なりも大きく(「官民連携」のうち、「地域活性化」も使う発信が約22%)、地方行政との協力を軸にしたプロジェクト発表が多く見られました。また、総合キーワードランキングでは「地方創生」が新たに上位に入り、移住・関係人口・観光・産業振興など幅広い文脈で継続的な発信が増えています。

本社を持つ地域とのつながり、拠点展開の背景、社員のボランティア活動など、さまざまな切り口で、地域との関わりとしての発信の可能性があります。前述の「人材育成・健康経営・人的資本経営」同様に、社内では気づきづらいニュースを漏らさないようにすることが大切です。

また、官民連携や産学連携は、メディアにとっても公共性のある話題として関心を持たれやすい傾向があります。「なぜ連携したか」「何を解決しようとしているか」を明確に伝えることがポイントです。

キーワードチェック イメージ

今すぐ取り入れたい2026年夏のキーワード

夏の暑さに関するキーワードも、ますます増加の兆しが見られました。「猛暑」(前年同期比1.98倍)が引き続き伸びるなか、今年は「酷暑」が前年同期比2.79倍と大幅に伸びてきています。

気象庁が2026年4月に「酷暑日」(最高気温40℃以上の日を表す用語)を正式に定めたことで、企業の発信におけるキーワード選びにも影響しているといえるでしょう。実際に夏向けの商品・サービスのプレスリリースでも「酷暑化する夏に」「記録的酷暑」といった表現が使われ始めています。夏の発信を考える際は、「猛暑」と合わせて「酷暑」を意識してみましょう。

参考:「氷結®︎」が、酷暑の夏の暑さを吹き飛ばす爽快感をお届け! −18℃、−5℃、−50℃で氷結を楽しむ“氷点下のおいしい魔法”!「氷結® Ice Magic 2026」開催

参考:久世福商店から酷暑時代の新提案。ごはんと水だけで完成する「冷やしだし茶漬け」新発売。

参考:松屋銀座、メキシカン「ビアガーデンをオープン 「酷暑日」に合わせたサービスや従業員向けの「酷暑日の体調サポート対策 」を実施

参考:「酷暑」に関するプレスリリース一覧はこちら

また、「酷暑」は、7~8月といった真夏だけのキーワードとは言い切れない状況です。2026年は史上最強の可能性も予測されているエルニーニョによって、暑さが長引く可能性が指摘されており、秋口にかけても暑さ対策への注目が続くと予想されます。熱中症対策、冷却商品、夏の旅行・レジャー、屋外作業の安全管理など、夏に関連する業種はもちろん、秋以降を見据えた発信への応用も検討する価値があります。

猛暑 酷暑 キーワード年別比較

トレンドキーワードをプレスリリースで活かすポイント

トレンドキーワードを広報PR施策に組み込む際は、ただ言葉を乗せるだけでは効果が出ません。自社との関連性を丁寧に見つけ、発信のタイミングと内容の質を意識することが重要です。

ポイント

自社との接点を丁寧に見つける

トレンドキーワードと自社の直接的な関係が見えづらい場合も、視野を広げると接点が見つかることがあります。たとえば「フィジカルAI」であれば、直接開発していなくても、導入事例、仕入先の技術、社員が参加した勉強会など、関連する切り口はないか。「AI活用」と書くなら、どのように活用しているのかの具体が伴っているか。「地域活性化」と書くなら、何をもって地域に貢献しているのかが明示されているか。キーワードの背後にある文脈を正確に理解したうえで使うことが、ニュース性のある情報発信につながります。

キーワードの「旬」を意識してタイミングを計る

「酷暑」のように季節性の強いキーワードは、タイミングを外すと効果が大きく変わります。メディアへのアプローチを含めた発信スケジュールを逆算し、プレスリリースの配信時期を計画的に設定することがカギに。一方、「AI」関連や「人材育成」関連のように通年で注目されるキーワードは、特定の季節に縛られず発信できますが、「導入・実施しました」「取り組みます」などの「行動」の発表だけでなく、「導入・実施後〇年でこういった結果が出ています」「取り組みが〇〇を受賞しました」といった「成果」まで継続的に伝えていくことが大切です。

漏れなく、ポイントを押さえて設定する

PR TIMESのキーワードを設定する5つのポイントとして、以下を紹介しています。キーワード機能は、単語を10個まで登録できるので最大限活用しましょう。

  1. タイトルや本文でカギとなる単語を設定する
  2. 連想される頻度が高い単語を設定する
  3. 同業他社が積極的に使用する単語を取り入れる
  4. 新聞やテレビの報道で頻出する単語を取り入れる
  5. SNSなどで話題になっている単語を取り入れる

【PR TIMESキーワードランキング2026分析担当者】

杉本 秋のプロフィール画像

株式会社PR TIMES コーポレートコミュニケーション部 PR・IRチーム PRシニア

杉本 秋(Sugimoto Shu)

2026年上半期を振り返ると、これまでの傾向に引き続き、AIに関するキーワードが量・種類ともに大きく広がった半年でした。「AI」は引き続き発信の中心であり続けましたが、本年の特徴は件数そのものよりも、企業とAIの関わり方の変化にあらわれています。AIを「使う」ことに加え、AIに業務を「任せる」、さらにはAIに見つけてもらうために発信を整えるといった、多層的な関わりが企業発表に見られるようになりました。関連するキーワードが次々と新たに生まれている点にも、この領域とそれに対応する企業の動きの速さがうかがえます。AI以外にも、外部と組んで価値を生もうとする動きや、制度・政策の整備を起点に新たな市場を見据える動きなど、社会の関心の高まりに呼応した発信が広がりました。プレスリリースは、世の中の関心が芽生え、それを企業がビジネスの機会として捉えていく、その連動を映す鏡でもあります。本年上半期に芽生えた兆しが、下半期、そして年間を通じてどのように育っていくのか、引き続き注目していきたいと思います。

参考:フィジカルAIは46倍超、2026年トレンドワードランキング -約20万件の企業発表を分析-(2026年6月25日 11時30分発表)

まとめ:キーワードを盛り込んで多くの人に情報を届けよう

2026年上半期の急上昇キーワードを振り返ると、AIの当たり前化とフィジカルAIという次の波、人への投資の発信、地域をはじめとした外部との連携という社会貢献軸、酷暑という新しい夏の言葉など、潮流が浮かび上がります。

これらは単なるキーワードのトレンドではなく、社会が今何に関心を寄せているかの映し鏡です。自社の発信を社会の文脈に乗せることで、プレスリリースはより多くの人の目に届き、メディアにも取り上げられやすくなります。

2026年下半期に向けて、ここで紹介したキーワードと自社の活動との接点を探し、タイムリーに求められる広報PRの参考にしてみてください。

▼キーワードを活用したプレスリリースの作成方法や配信のポイントは以下から詳細をご確認ください。

 トレンドキーワードを徹底的に活用!作成から配信までのSTEP解説

<編集:PR TIMES MAGAZINE編集部>

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この記事のライター

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『PR TIMES MAGAZINE』は、プレスリリース配信サービス「PR TIMES」等を運営する株式会社 PR TIMESのオウンドメディアです。日々多数のプレスリリースを目にし、広報・PR担当者と密に関わっている編集部メンバーが監修、編集、執筆を担当しています。

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